音楽業界で裏方として仕事をしたいけどどうやってら就職できるのかな?その方法は?
同じように音楽業界を目指して就職をした僕の経験に基づいて書きますね。
この記事では音楽業界の裏方である音響エンジニアやレコーディングエンジニアを目指す方に向けて就職する方法の選択肢をお伝えします。
音響・レコーディングエンジニアになる方法
1.求人に応募する
求人を出している音響会社は探せば結構あるので目星を付けて求人に応募しましょう。
レコーディングスタジオの求人は滅多にないです・・・スタジオは少人数で運営できてしまうからです。
求人を出している会社の規模は業界大手から中小企業と幅広いのでしっかりとホームページを見てどの程度の仕事を手掛けているのかを見て下さい。
自分の希望している規模の仕事を手掛けているかどうかは就職後のモチベーションにつながっていきます。
大手の会社の場合、大卒が応募資格であることが多いです。募集要項に雇用条件などがしっかりと提示されている場合が多いのでその辺りは安心できますね。
僕は専門卒だったので応募資格を満たしていませんでしたがダメ元で応募したところ書類審査と1次面接は何故か通過できました・・・。
大手に就職する場合は大学を卒業してから目指すか音楽業界で経験を積んで転職するコースになります。
中小企業の場合、求人を出しているけど雇用条件については記載がなく「詳しくは御問合せ下さい」といったケースが多いです。
金銭面や時間面で厳しい条件である事は多いですね・・・。
しかし、小さな規模の仕事を沢山こなしていくので仕事を覚えれば現場を任されるチャンスが大手よりも望めます。
待遇については眼をつむって力を付けて転職もしくは独立する勢いで頑張りましょう。
レコーディングスタジオの場合は、メインエンジニアがいる限りはずっとアシスタントエンジニアなので並行して学びながら独立を目指す人が多いです。
2.飛び込みで修業させてもらう
文字通り修行させてもらうので労働に対する対価を求めないスタイルになります。アルバイトになれればラッキーです。
音響エンジニアの場合、仕事をする場所はイベント会場やライブハウスが主になります。
ライブハウスには専属の音響エンジニアがいたり管理を委託された音響会社が付いているので音響エンジニアを募集している事は少ないです。
音響エンジニアはアシスタントをするにも専門的な知識が必要になってくるので知識0経験0の素人にお金を出してくれません。既存のスタッフで十分だからです。
音響エンジニアの現場はただでさえ忙しいので修行をかけあっても断られる確率の方が高いです。
そんな中に入り込むにはかなりの根性と気持ちが必要になります。
レコーディングエンジニアの場合、レコーディングスタジオを探す事になりますが少人数で運営できてしまうので基本的に断られるでしょう。
運よく雑用になってそこから道を開くしかありません。
あっ、飛び込みで~と言ってもいきなり訪問してはダメですよ!連絡先にメールがあればメールで問い合わせをしましょう。
3.音響・レコーディング技術を学べる専門学校を卒業して就職する
お金と時間はかかりますが技術的な事をしっかり学べるし音楽業界とのコネクションを作りやすいです。
専門学校の講師には現役のエンジニアや業界で働いている人が講師を務めている事が多いです。
現場の話も聞けるし業界とのコネクションにもなってくれます。
実習などでライブハウスにいったりイベントのアシスタントをしたりして経験を積んでいく中で仕事の誘いを頂けるようになる人もいます。
実際に、僕も専門学生の頃から音響屋さんの現場に入ってアルバイトさせてもらってました。
学生として学べる機会を与えられるというのは他の方法では無い事だし現場経験も積めるのでお金と時間に余裕があればお勧めです。
ただ、理想を持って入学したわいいけど現場実習等で厳しさを知って中退する人もいました。
音響エンジニア・レコーディングエンジニアのキャリアアップって?
会社やレコーディングスタジオやライブハウスのエンジニアについて共通になります。
会社に所属している場合はメインエンジニアを目指して引退まで現場でバリバリ働く人もいれば管理職になって現場を離れる人もいます。
もしくは、他の会社に転職したりヘッドハンティングされる事も。
残りは、フリーランスになる道です。
フリーランスと聞くと聞こえは良いですがフリーランスで困る事なく生活できる人はほんの一握りです。
長い下積み時代を過ごしていく中でコネクションを沢山作り実力で仕事をとっていかねばなりません。知識や技術もかなりの質が求められます。
まとめ
音響エンジニアやレコーディングエンジニアになるのは狭き門をくぐり抜けて努力を続けた末になれる職業です。人との出会い等の多少の運も必要になってきます。
個人的には、専門学校に行くか決める前に現場のアルバイトを経験してみるのをお勧めします。
実際にエンジニアの近くで働いて見て仕事の様子をみたり空気を感じた方が理想と現実のギャップを埋める事ができるからです。
アルバイトを経験してみて意思が変らないのであれば目指していけば良いかなと思います。
メモ
夢を壊してしまうようですが殆どの人はアシスタント見習いの時や何年か続けて辞めてしまう離職率の高い世界です。
一度しかない人生なのでチャレンジする事は大事だと思います!
でも、理想だけもってチャレンジしてしまうと時間とお金を無駄にしてしまうのでよく考えて挑戦しましょうね!