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地方移住3年で感じたメリットとデメリット【尾道編】

こんにちは。キツネ雨マスターのじゅんぺいです。

2017年10月に大阪から広島県尾道市に移住してきて3年程がたちました。

僕が尾道へ移住を考えている時、色々な事が気になりよく調べたものです。

同じように移住を考えてる人で「都会から地方に移住する人が増えているけど都会は便利だしなぁ~でも地方も良さそうだよね~・・・」

「地方に移住するとどんなメリットとデメリットがあるんだろう?」と気になってる方へ僕が感じたメリット8つとデメリット6つを紹介します。



地方移住のメリット8つ

1.家賃を削減できる

私が移住させてもらった尾道市には空き家が多くその中には、持ち主が不明だったり長年放置されている物件もあったりします。

大阪に住んでいる時は、1DKで家賃10万円のマンションでした・・・高いけど出勤等の諸々の条件で選んで住んでいた感じですね。

現在は、家賃2万円のとても古い戸建てに住んでいます。8万円の差は大きいですよね・・・古いですがすぐに住める状態の物件でラッキーでした。

色々な空き家を見ましたが家賃は安いがかなり修繕が必要だったり「これは住めるのか・・・?」という状態の空き家も沢山ありました。

汲み取りトイレの便器から竹が生えていた!なんてことも・・・。状態の悪い空き家でも気合を入れてDIYできそうな方には掘り出し物かもしれませんね!

2.ご飯が美味しくて安い

特に感じたのが海が近いからかお刺身等のお魚料理が美味しいし安いです。大阪で食べる時よりもお得感を感じる事が多いですね。

都会で同じものを食べると割高なご飯が地方ではお得に食べれるというのはメリットですよね。

尾道はラーメンが有名なんですがそれ以外にも美味しいご飯があるしランチスポットも多いんですよ。

3.ギュウギュウの満員電車からの解放

大阪在住の時は、もう乗れませんよ~!くらいの満員電車での通勤がとても辛かったです・・・気持ちが擦り減る感じでした。

移住してからはキツネ雨まで徒歩通勤なので電車に乗る機会が減りました。たまに通勤ラッシュ時に電車に乗る事もあるけど電車の入口で人を押し込んでるみたいな事にはなってないですね。

移住先でも電車通勤になる方にはメリットになるんじゃないでしょうか。

4.人が少ない

大阪に住んでいる時はどこにでかけるにも人混みを掻き分けて進むクエストが発生してスタミナと精神力を消耗していました・・・。

尾道や他の地方でもそうですがどこに行くにしても人が少ないので人混みで消耗する事は減りました。

お祭り等のイベントがある時は人が多くなるけど苦になるほどではなく、平日の心斎橋商店街よりも人は少ない感じです。

心身を消耗してしまう要因が減るのはメリットですね!

5.心身が癒される

地方は自然がすぐそばにあったり自然が近くにあります。

尾道は海と山に挟まれたコンパクトな箱庭のような場所です。リフレッシュしたい時は少し歩くと海が見えたり山を登れば展望台からしまなみ海道の景色が広がります。

移住の為に大阪から尾道に通っている時は「高層ビルがないから空が広いな~」と癒されていました。仕事ですごく疲れた時なんかは海辺で夕陽をぼーっと眺めるのが最高の癒しです。

それと、星が良く見えるので夜空を見上げる機会が増えました。

6.人とのつながりができやすい

大阪のマンションに住んでいる時は、隣人がどんな人なのかも知らない事が多かったです。

尾道では家探しをしている段階で色んな人とのつながりができたし暮らし始めると職場や家の近所の人達と顔見知りになって挨拶したり話したりするようになりました。

たまにおすそ分けを頂いたりしてしまうことも。ありがとうございます。

7.温かい人が多い

私が出会っている人達には不思議と温かい人が多いです。

移住するために尾道に通っている段階から相談にのってくれる人や見ず知らずの我々の為に空き家探しを手伝ってくださったりと恵まれていると思えるほどに人の温かさを感じています。

私も移住を考えてる人やお店を始めようと考えてる人と知り合ったら応援したいな~って思いました。これが温かさの良い連鎖になっているのかもしれませんね。

8.個性的な個人店が多い

地方によっては国とは別に市区町村からの補助制度があって都市部よりも開業のハードルが低かったりします。他にも要因はありますが別記事にできたらしますね。

尾道市もその一つだと思っていて若い人達が尾道へ移住してきて新しいお店がここ数年で増えてきているそうです。逆に尾道駅周辺はチェーン店がほぼ無いですね。

【実録】地方移住で古民家に3年住んで感じたメリットとデメリット【尾道編】

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地方移住のデメリット6つ

1.水洗トイレが少ない

尾道市では下水道が整備されてない場所が多いです。車が入れない道も多かったりするのでその辺りが背景にあるんでしょうかね。なので、簡易水洗トイレや汲み取り式のトイレによく遭遇しますよ。

都会に住んでいるとまず遭遇しなかったので水洗トイレに慣れていた私にはデメリットでした・・・。

2.都市ガスじゃない場所が多い

こちらも下水道と同じような諸々の事情があるのか都市ガスじゃない場所が多いです。プロパンガスのボンベを頑張って運んでいる人を近所でみかけます。

3.娯楽施設が少ない

都会にあるような規模のゲームセンターやライブハウス、映画館がないです。

好きなバンドの全国ツアーに行くには都市部に遠征しないといけないし見たい映画が近所の映画館で上映されてない場合は遠くの大きな映画館へ見に行く感じですね。

個人的にはデメリットとまではいきませんが人によっては大きなデメリットかもしれませんね。

4.電車が不便

都会に住んでいる時は大体の場所は電車で行けるし1時間に何本も電車が来る!でしたが尾道ではそうはいきません。

大体の場所は、自転車かバスもしくは車で行く!といった感じに変わりました。

電車が来る本数も少ないので1本電車を逃すと次は10分後~なので通勤で尾道市外へ出る方にはデメリットでしょうか。

5.世間が狭い

良くも悪くも世間が狭いので良し悪し関係なく噂も広まりやすいという事です。

普通に生活している分には問題ないですよ。人と人とのつながりは大切にしたいですね。

6.チェーン店がほぼない

お腹が空いたからとりあえず近くの松屋(牛丼チェーン)!なんてことはできません。

移住してきてから美味しいご飯屋さんを見つけているので特に問題ないんですがたまーにマクドナルドとか松屋とかチェーン店で食べたくなることがあります。近くに無いので車で15分程移動しないといけません。

後は、大体の物はネットで買うので良いんですが服は見て試着して買いたいのに服屋さんが少ないのでそこは残念です。服屋さんできないかな~

まとめ

紹介したデメリットはあえてあげるなら程度にしか気にしていません。それ以上に、メリットが大きいですね。

私は地方から大阪に引越して10年くらい住んでいる中で地方の良さに気付けたので地方と都市の両方を経験してみて住むならどちらが自分に合うのか考えてみるのも良いですね。

長くなってしまいましたが地方への移住を考えてる方の参考になれば幸いです。

合わせて読みたい本

東京から尾道へ空き家をもらって移住してからその後の経緯を著者の漫画家さんの実体験で書かれている本「0円で空き家をもらって東京脱出!」です。

今現在は尾道への移住者も増えてるみたいで空き家が0円でもらえるかはわかりませんが空き家DIYの話なども書かれているので参考になると思いますよ。

「過疎の地域へ飛び込む若者が増えている」(『里山資本主義』より)を地で行く30代漫画家が、尾道での移住生活をリアルに描いたコミックエッセイ。今も年収は相変わらず200万円以下。でも東京時代より人間関係も生活もずっと豊か!



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